☀️ 小暑(しょうしょ)〜夏の始まり、自然とのつきあい方〜
暦の上では「小暑(しょうしょ)」に入りました。
例年であれば梅雨の終わりを感じるころですが、今年は梅雨明けが早く、すでに夏日が続いています🌞
連日の強い日差しと高温に、草木も人も少しバテ気味かもしれません。
この「小暑」は、夏本番の少し手前、暑さが本格的になる前の節目とされており、稲や夏野菜などの生育もぐんと加速していく時期でもあります🌾🍅
一方で、この急激な気温の上昇は、庭木や草花にもストレスがかかる時期でもあります。
🌿 この時期の庭の管理ポイント
- 朝の水やりが効果的💧
昼間の高温を避けるため、早朝の涼しいうちにたっぷり水を与えるのが基本。夕方に水やりをする場合は、葉に水が残らないように注意しましょう。 - マルチングで乾燥予防🌾
ウッドチップやバーク堆肥などを株元に敷いておくと、地表の乾燥と雑草を抑える効果があります。 - 風通しを意識した剪定✂️
蒸れや害虫対策として、込み合った枝葉を軽く整える「夏剪定」もおすすめ。特にカイガラムシやハダニが増えやすい時期なので、風通しの良い環境づくりが大切です。 - 草刈り・雑草取りのタイミングも重要🌱
雑草は放っておくと根を深く張り、後の作業が大変に…。この時期こそ、早め早めの管理を心がけましょう。
🌸 小暑の風物詩と楽しみ方
小暑の頃に咲く花といえば「ムクゲ」「キキョウ」「タチアオイ」など、真夏の空に映える花々が代表的です🌺
また、庭先では「クチナシ」や「コクチナシ」の甘い香りが漂い始めるのもこの頃。
今年のように暑さのスタートが早い年は、植物の生育スピードも早まる一方で、水切れや病害虫のリスクも高まります。“見る・感じる・気づく”という自然との対話を大切にしたいですね🌿
☘️ まとめ:小暑は“準備の季節”
本格的な夏を迎える前に、庭や植物の状態を整え、安心して夏を迎えられるよう備える時期が小暑です。
気温が高くなったことで人も植物も疲れやすくなっています。
水分補給を忘れずに、無理のない範囲でお庭の手入れを楽しんでくださいね🌻