草木萠動(そうもくめばえいずる)は、七十二候のひとつで、二十四節気「雨水(うすい)」の末候にあたります。
2月末から3月初旬にかけての時期で、冬の寒さが徐々に和らぎ、草木が芽吹き始める季節を指します。
「萠動(めばえいずる)」とは、植物が冬の眠りから覚め、地面から新しい芽を出す様子を表しています。
冬枯れしていた庭や公園でも、地面をよく見ると小さな緑の芽が顔を出し始め、春の訪れを感じさせてくれます。
草木萠動の頃に見られる植物
- フクジュソウ(福寿草): 鮮やかな黄色の花を咲かせ、春の訪れを告げる代表的な植物です。
- スイセン(水仙): 白や黄色の花を咲かせ、庭先や道端で香りを漂わせます。
- ツクシ(土筆): 土手や野原で頭を出し、春の野草の中でも人気の植物です。
- ウメ(梅): 冬の終わりから咲き始め、甘い香りと共に春を告げます。
草木萠動の時期には、庭や公園で散歩をしながら、小さな芽や若葉を探してみるのも楽しい時間です。
まだ寒い日もありますが、愛媛県内でも日差しの暖かさや、芽吹く植物たちの力強さを感じながら春の準備を進めている自然の変化を感じることができます。