七十二候は「霜止出苗(しもやみてなえいずる)」に入りましたね。
これは「霜が降りなくなり、苗がすくすくと育ち始める頃」という意味を持ち、まさに春が本格化したことを告げる節目でもあります。
農作業の世界では、田植えに向けた準備が本格化し始める時期。
朝晩の冷え込みも和らぎ、植物たちも一気に芽吹きを見せてくれます。
山や庭では新緑が日々濃さを増し、春の息吹があふれる頃ですね。
愛媛県の南予地方では田んぼに水が張られ始め、風景に季節の移ろいを感じる方も多いのではないでしょうか。
自然のリズムとともに、暮らしや庭仕事も心地よく進められる、そんな時期です。