🪚 第2回:太い枝もスパッと!ノコギリ剪定のコツと道具の選び方
庭木や果樹の手入れで出てくる「太い枝」や「高木の古枝」――
そんなときに頼りになるのが、剪定用ノコギリです✨
ハサミでは切れないサイズの枝も、スムーズにカットできれば、木へのダメージも最小限に抑えられます。
今回は、ノコギリ剪定に必要な道具の種類や選び方、実際のコツと注意点についてお届けします!
🔧 剪定ノコギリの特徴と種類
剪定ノコギリは、樹木専用に設計されたノコギリで、軽くて扱いやすく、狭い場所にも入りやすいのが特徴です。
🔹 主な刃の種類と特徴
- アサリ刃タイプ🪚
→ 歯先が外側に広がっており、切れが良く、詰まりにくい。
→ 初心者にも扱いやすく、太枝の伐採に適しています。 - ストレート刃タイプ📏
→ 木の繊維をキレイに切りやすく、細かな作業にも向いています。
→ 植木職人にも好まれるプロ仕様。 - カーブ刃タイプ🌙
→ 切断時に自然と木に沿いやすく、上向き作業や高枝作業に最適。
🕒 剪定に適したタイミング
ノコギリで剪定する場合は、**木の活動が落ち着いている休眠期(冬~早春)**が基本です🍂❄️
この時期に切れば、傷口が乾きやすく、病害虫の被害も最小限に。
⚠️ ただし、常緑樹や花木は種類によって剪定適期が異なるため、事前にチェックしましょう!
💡 ノコギリ剪定のコツ
① 枝の「切り口」を意識
✂️ 枝を切る際は、枝の付け根ギリギリではなく、少し離した位置でカット(「枝のえり巻き」部分を傷つけないように)。
②「3段切り」で安全に
太枝は、いきなり根元から切らず、以下の手順が推奨されます👇
- 枝の下側を軽くカット(切り落ち防止)
- 少し離れた上部をしっかり切断
- 最後に残った根元を整える
🌿→この方法で、樹皮の裂け落ちを防止できます!
👷 作業時の姿勢と注意点
- ✨ 安定した体勢で作業(脚立使用時は必ず固定・補助を)
- 🌞 晴れた日を選び、枝の向きや障害物をよく確認
- 🧤 革手袋・ゴーグルの着用で安全対策を忘れずに
- 🧹 作業後は必ず切り口に癒合剤を塗布し、腐朽を防止
🪛 ノコギリのメンテナンスも大事!
使ったあとは…
✅ 刃に付着したヤニや木くずを拭き取り
✅ サビ防止のため、刃に油を塗る
✅ 収納は刃をカバーに入れて安全に保管
🌟 切れ味が鈍くなってきたら、プロによる目立て(刃研ぎ)もおすすめです。
🎯 まとめ
剪定用ノコギリは、「太い枝をきれいに、安全に」切るための必須アイテムです。
道具の選び方ひとつで、作業効率も仕上がりもグッと変わってきますよ✨
次回は第3回「広範囲の刈り込みに便利!刈り込みバサミの特徴と上手な使い方」をご紹介します。どうぞお楽しみに🌱✂️