情報

🌧️🌿湿気と暑さに負けない!夏前後の庭づくりと管理術

☀️ 第5回:梅雨明け後の土壌回復と夏バテしない庭づくり

長く湿った梅雨を抜けると、一気に訪れるのが高温多湿の真夏。庭の土は締まり、植物は「夏バテ」状態に…💦
今回は、そんな梅雨明け直後の庭づくりで気をつけたいポイントを、土壌回復から植物のケアまで詳しくご紹介します🪴✨


🌱 まずは土の通気性を改善!中耕と土壌改良

梅雨の間に雨が続くことで、庭の土は「締まる=通気性が低下」し、根の呼吸や水の浸透が悪くなります。
これを放置しておくと、根腐れや成長不良の原因に…!

✅ 中耕(ちゅうこう)とは?

スコップやフォークで軽く耕し、土をやわらかくする作業のこと。
表面5〜10cm程度を掘り起こし、空気を入れることで根の呼吸環境が改善されます🌬️

✅ 改良材の活用

  • バーク堆肥、腐葉土:保水と排水のバランスUP
  • パーライト、くん炭:通気性向上
  • 有機質の土壌改良材:微生物の働きを活性化

💡ポイント:晴れの日が数日続いたタイミングで中耕を行うと効果的です!


🌸 夏バテしやすい植物とケア方法

植物も夏バテします。特に梅雨の湿気と急な高温が重なると弱りやすくなる種類もあります。

🍀 影響を受けやすい植物例

  • アジサイ・ギボウシ:葉焼けや水枯れ注意
  • パンジー・ビオラ:夏越しが難しく枯れやすい
  • コリウス・ペチュニア:蒸れと徒長に注意

🌿 ケアの方法

  • 株元の風通しをよくする「すかし剪定」
  • 朝か夕方の「気温が低い時間帯に水やり」
  • マルチング(バークチップやワラなど)で土の乾燥・温度上昇を防ぐ

💡 施肥は控えめに!夏の施肥の注意点

夏場は根が弱っているため、肥料を与えすぎると「肥料焼け」を起こすことがあります🔥

✅ 基本は「控えめ」

  • 元気な株:液体肥料を薄めて月1回程度
  • 弱った株:無理に与えず、土壌改良だけで様子を見る

☝️肥料よりもまず「環境の安定」を重視するのが夏場の鉄則です!


🌼 夏向け植物のおすすめ🌞

暑さに強く、管理しやすい植物を選ぶと、見た目も涼しげで元気なお庭に✨

✅ 草花

  • ニチニチソウ:暑さ・乾燥に強く、花期も長い🌸
  • ジニア(百日草):カラフルで丈夫、切り花にも🌼
  • センニチコウ:ドライフラワーにも◎🌾

✅ グラウンドカバー

  • クラピア:踏みつけに強く、雑草抑制にも
  • ディコンドラ:日陰にもOK、銀葉が涼しげ
  • リッピア:花も咲く、強健な地被植物🌿

✅ まとめ:梅雨明けこそ「立て直し」がカギ!

湿気と高温の両方にさらされた後のお庭は、植物も土も疲れ気味。
だからこそ、土壌を整え、植物に無理をさせず、風通しの良い快適な環境を整えることが大切です🌬️🌞

🌱「中耕・改良 → 通気と水はけ → 控えめ施肥」
この3ステップで、夏本番に向けて元気な庭をキープしましょう!


この「夏の庭管理シリーズ」も今回が最終回です🌈
また別の季節やテーマでのお役立ち情報も順次お届けしていきます。

関連記事

最近の記事

  1. 🌿 竹垣の種類シリーズ(全7回)②

  2. 🌿 竹垣の種類シリーズ(全7回)

  3. 🍃 七十二候「桐始結花」― 桐の実が結ばれる頃