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🍃 七十二候「桐始結花」― 桐の実が結ばれる頃

🍃 七十二候「桐始結花」― 桐の実が結ばれる頃

☀️ 梅雨が明けて、本格的な夏がやってきました。
暦の上では「大暑」、その初めに訪れる七十二候が
**「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」**です🌸

春に咲いた桐の花が、夏の今、静かに実を結びはじめる頃。
真上を見上げなければ気づかない変化ですが、
それは季節が次へ進んでいる確かなサインでもあります🕊️

🌳 桐は成長の早い高木で、たんすや下駄、楽器などにも使われる
日本人にとってなじみ深い木。
紫色の花が咲くのは5月頃で、
今はその花のあとに、丸く硬い実がつきはじめる時期にあたります。

🏞️ 愛媛県では、松山市・砥部町・久万高原町などの
里山や雑木林で桐の木を見かけることがあります。
枝先をよく観察すると、小さな丸い実が風に揺れていて、
**季節の“次の芽生え”**を教えてくれます。


🌿 この季節、庭や植栽でも同じような変化が見られます。

🌼 春から初夏に咲いた花々が実をつけはじめ、
🌱 枝葉は勢いよく茂り、蒸れやすく病害虫の発生も気になる頃です。

✂️ 「花が終わる」は、実りのはじまり。
剪定や草引き、水の管理を丁寧に行いながら、
🍁 秋へ向けた準備を静かに進めていきましょう。

🪷 「結花(けっか)」という言葉のとおり、
植物たちは見えないところで、新たな命を形にしはじめています。
私たちの暮らしや心の中にも、
そんな“静かな実り”がそっと生まれているかもしれませんね🌾✨

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