🆕 第7回:最新の砂利事情 ― 樹脂舗装・人工砂利・リサイクル素材の活用
近年、砂利は従来の「敷くだけ」の使い方から、機能性や環境配慮を重視した新しい活用法へと進化しています。
ここでは、注目の樹脂舗装、人工砂利、リサイクル素材を取り上げます。
🪨 1. 樹脂舗装(固まる砂利)
砂利と透水性樹脂を混ぜて固める舗装方法で、「固まる砂利」としても知られます。
- メリット
- 歩行時に音がしない
- 雑草が生えにくい
- 水はけが良い(透水性あり)
- 用途例
- アプローチ・駐車場・犬走り
- 注意点
- 一度固めると砂利の交換が難しい
- 紫外線や経年劣化で変色する可能性あり
🏭 2. 人工砂利(樹脂やセラミック製)
天然石の質感を再現した軽量素材。カラーや形状のバリエーションが豊富です。
- メリット
- 均一な色と形でデザイン性が高い
- 軽量で施工しやすい
- 用途例
- 室内の観葉植物鉢カバー
- 店舗ディスプレイやイベント装飾
♻️ 3. リサイクル素材の砂利
瓦、ガラス、陶器、コンクリートなどの廃材を再利用した環境配慮型の砂利です。
- メリット
- 廃材の再利用で環境負荷を軽減
- 個性的な色や質感が得られる
- 用途例
- 花壇まわりの装飾
- エコをテーマにした公共空間
🌿 4. 今後の展望
- SDGsへの対応:環境配慮型素材のニーズ拡大
- デザインの多様化:天然石×人工素材のハイブリッド利用
- メンテナンス軽減:雑草対策・排水機能を備えた新工法の普及
💬 まとめ
砂利は、デザイン性・機能性・環境配慮を兼ね備えた多様な形に進化しています。
従来の庭園や外構だけでなく、室内や公共空間でも活用の幅が広がっており、
これからも新しい素材や工法が登場してくるでしょう。