🌿 第1回:ウッドデッキとテラスの違い ― 用途とデザインの基本
🏡 ウッドデッキとは?
ウッドデッキは、建物から続くように設置された木製(または樹脂木製)の床スペースです。
庭と室内をつなぐ「第二のリビング」として使われることが多く、バーベキューや子どもの遊び場、洗濯物干しなど幅広い用途に活躍します。
素材には天然木と人工木(樹脂木)があり、天然木は風合いが魅力ですが定期的なメンテナンスが必要。
一方、人工木は腐食やシロアリに強く、愛媛県のような雨が多い地域でも長持ちする点が人気です。
🪨 テラスとは?
テラスは、建物の外にタイル・石・コンクリートなどで仕上げた床空間のこと。
木ではなく硬質な素材を用いるため、メンテナンスが比較的ラクで、落ち葉掃除や雑草対策の手間が少ないのが特徴です。
また、デザイン性の自由度が高く、洋風の庭やモダン住宅との相性が抜群。
松山市内の新築住宅でも、リビングの掃き出し窓から続くテラスを設けて、カフェのように使うケースが増えています。
🔍 ウッドデッキとテラスの違いを整理
項目 | ウッドデッキ | テラス |
---|---|---|
素材 | 木材(天然木/樹脂木) | タイル・石・コンクリート |
雰囲気 | 温かみがありナチュラル | 重厚感・モダンでスタイリッシュ |
用途 | 子どもの遊び場、リビングの延長 | カフェスペース、アウトドアリビング |
メンテナンス | 天然木は定期塗装が必要/樹脂木は手間少なめ | 掃除がラク、防草効果もあり |
愛媛での人気 | 樹脂木デッキが増加中 | タイルテラスは新築住宅に多い |
🌸 愛媛県・松山市での傾向
愛媛では温暖で雨の多い気候のため、耐久性の高い人工木デッキやタイルテラスが特に選ばれる傾向があります。松山市周辺では、庭をリビングとつなげる「アウトドアリビング化」が人気で、
- ウッドデッキにパーゴラやシェードを組み合わせる
- テラスに外構照明を取り入れて夜も楽しむ
といった施工事例が増えています。
💡 まとめ
ウッドデッキは「温かみとくつろぎ」、テラスは「耐久性とデザイン性」が魅力。
それぞれの特徴を理解し、暮らし方と地域の気候に合わせて選ぶことが大切です。
愛媛・松山で庭づくりを検討している方は、日常の使い方をイメージしながら比較してみてください。