🔧 第5回:施工とメンテナンスの実際 ― 長持ちさせるポイント
🏗️ ウッドデッキ・テラス施工の流れ
- プランニング・見積り
敷地の状況や使い方をヒアリングし、ウッドデッキかテラスかを決定。素材やサイズによって費用が変わります。 - 基礎工事
・ウッドデッキ → 束石や金属束を設置し、水平を確保。
・テラス → コンクリート下地を打設し、タイルや石を貼り付け。 - 仕上げ工事
ウッドデッキは板材の張り付け、テラスは仕上げ材の施工。 - 点検と引き渡し
水平・排水・仕上がりを確認し、完成。
松山市の住宅街では、庭のスペースを限られた中で活かすため、半分をデッキ、半分をテラスというハイブリッド施工も人気です。
💰 費用感の目安
- ウッドデッキ
天然木:10〜15万円(3㎡程度)〜、ただしメンテナンス費用が将来的に必要。
樹脂木:15〜20万円(3㎡程度)〜、メンテナンス費用は抑えられる。 - テラス
コンクリート打ち:10〜15万円(10㎡程度)〜
タイル仕上げ:20万円(10㎡程度)〜、デザインや石材によって大きく変動。
※松山エリアでは、地盤の調整や排水設計に追加費用が発生することも多いため、見積もり時に確認が必要です。
🧹 メンテナンスのポイント
ウッドデッキ
- 天然木は1〜2年に1度の塗装や防腐処理が必須。
- 樹脂木は基本的に水洗いのみでOK。
テラス
- タイルは水洗いで汚れが落ちやすく、掃除が簡単。
- 目地の雑草対策として、定期的な除草や防草材の補充がおすすめ。
🌱 劣化防止の工夫
- デッキ下の通気性を確保し、湿気をためない。
- テラスは**水勾配(排水設計)**を意識し、雨水がたまらないよう施工する。
- 愛媛の気候では、梅雨〜台風シーズンの水はけ対策が特に重要です。