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🍂 二十四節気「寒露」― 秋の深まりを告げる頃


🍂 二十四節気「寒露」― 秋の深まりを告げる頃

❄️ 寒露とは

二十四節気の「寒露(かんろ)」は、例年10月8日頃に訪れる節気です。

草木に冷たい露が宿り、秋の夜気がいっそう澄んで感じられる時期を表します。

昼は過ごしやすい陽気が続きますが、朝晩は冷え込みが増し、秋から冬へと自然が静かに歩みを進める節目です。


🌱 庭や自然の変化

  • 秋草の見ごろ:ススキやワレモコウ、オミナエシなどが風に揺れ、野山や庭に落ち着いた彩りを与えます。
  • 紅葉の始まり:カエデやイチョウの葉先が少しずつ色づきはじめ、庭木の景色も変化していきます。
  • 実りの季節:柿・栗・ザクロ・みかんなど、果実が収穫を迎える頃。庭の果樹も秋の恵みを実らせます。
  • 虫の声:夏に盛んだった蝉やコオロギの声も減り、鈴虫やひぐらしが季節の名残を伝えてくれます。

🏡 愛媛・松山の秋の風景

愛媛県松山市でも、寒露の頃は昼夜の寒暖差が大きくなります。

田畑では稲刈りが進み、街路樹や庭木が紅葉の準備を始める時期です。

庭仕事では、落葉や枯れ草の整理、そして防寒や霜よけの準備を少しずつ始めるのに適した時期といえるでしょう。


💬 季節のひとこと

寒露は、秋の美しさが最も深まる前触れです。

冷たい露や澄んだ空気に触れると、自然が静かに季節を語りかけてくれるよう。

庭に目を向け、植物や風の音に耳を澄ませながら、この時期ならではの“秋の静けさ”を感じてみてはいかがでしょうか🍁✨


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