🍁 愛媛の霊峰・石鎚山も、今年も紅葉の見頃を迎え始めているようです。
日中はまだ残暑を感じる日もありますが、朝夕の冷え込み、空の透明感、そして山の彩りに秋の深まりを確かに感じられます。
🏔 秋深まる石鎚山 ― 山が色づく季節
石鎚山(いしづちさん)は四国を代表する霊峰で、標高の変化に応じて植生が変わるため、紅葉の見どころ樹種も山麓から山頂近くまで多様です。
例年、10月上旬から中旬が見頃とされ、標高が上がるほど紅葉の進みも早くなる傾向があります。
山道を登るほど、燃えるような赤、深いオレンジ、黄金色――さまざまな色が織りなすグラデーションが楽しめます。
🍂 紅葉の主役たち:石鎚山で目を引く樹木
以下は、石鎚山で特によく見られる紅葉・黄葉樹木の例とその特徴です:
| 樹木 | 色づきの特徴 | 見られる場所と印象 |
|---|---|---|
| カエデ(モミジ類) | 鮮やかな赤~朱色になる品種も多く、手前に配されると印象的 | 登山道沿いや展望台付近など、近景のアクセントとして |
| ナナカマド | 深紅または紅色に染まり、葉と実のコントラストが美しい | 標高中腹~高地、尾根道や稜線近く |
| マユミ | 葉は黄色~淡紅、実が赤く残るため秋のアクセントに | 混交林の下層部、山道脇など控えめな場所 |
| カシワ・ブナ類 | 黄葉することが多く、山全体を黄金色に染める | 標高の比較的高い斜面や尾根沿い |
| ツタ・ヤマブドウ | 他樹木に絡んで葉が赤や紫に紅葉し、建物や岩壁を飾る | 岩場や古い石垣近く、林縁部にて見かけやすい |
これらの樹木がそれぞれの標高帯で色づき、山全体をキャンバスのように彩ります。
🌅 秋の山歩きで意識したいこと
- 時間帯選び:朝や夕方、斜光が差す時間帯は木々の陰影が映えて、紅葉がより鮮やかに見えます。
- 服装と体温管理:山では寒暖差が大きいため、重ね着やウィンドブレーカーを携帯するのが安心。
- 足元の注意:落ち葉や湿った道で滑りやすくなる場所もあるため、トレッキングシューズ等の準備を。
- 撮影ポイント:展望台・尾根道・休憩所周辺は被写体が集中しやすいので早めの場所取りが吉。
秋の石鎚山は、山の深まりとともに色が濃く、風景に奥行きと重なりを与えてくれます。
林間を吹き抜ける風、落ち葉の香り、透き通る空気――五感すべてで秋を味わえるひとときとなるでしょう。

