🍁 七十二候「楓蔦黄(もみじ つた きばむ)」— 秋の色、深まる頃
二十四節気「霜降」の末候にあたる七十二候「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」
山や庭のカエデやツタが鮮やかに色づき、赤・黄・橙のグラデーションが広がる美しい季節です。
朝晩の冷え込みも強くなり、空気が澄んだこの時期は、木々の色づきが一層はっきりと感じられます。
🍂 秋の風景が教えてくれること
カエデは寒暖差が大きくなることで、葉の色素が変化し、鮮やかな赤や黄色に染まります。
一方、ツタは建物の壁や樹木に絡まりながら、燃えるような赤へと変わり、「景色をまといながら紅葉する植物」として庭のアクセントになります。
紅葉は単に美しいだけでなく、「植物が冬に備える準備」の現れ。
葉を落とし、根に栄養を蓄え、次の季節へ静かに備えているのです。
🏡 庭づくりのヒント
この季節、庭の植栽にカエデやナツヅタがあると、室内からの眺めに季節の深まりを感じられます。
また、落ち葉は堆肥づくりにも活用でき、自然と庭が循環する仕組みづくりにもつながります。
- 📌 紅葉を楽しむおすすめ植物
- イロハモミジ
- ドウダンツツジ
- ナツヅタ
- ムクロジ
植える場所次第で、日の光に透ける葉を楽しめたり、朝露で濡れた紅葉がきらりと輝く瞬間を味わえたりします。
💬 季節のひとこと
美しい紅葉も、赤や黄の色がもっとも深まるのはほんのわずかな間。
散りゆく直前の葉を見上げながら、「今年の秋もあと少しだな」としみじみ感じる頃です。
足元の落ち葉も含めて、秋の色とりどりの風景を楽しみながら、冬への心の準備を進めていきたいですね🍂✨

