🌿 七十二候「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」
立秋直前のこの時期、暦では「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」に入ります。
松山もまだまだ暑い日が続きますが、夕方や朝方にひぐらしの声を耳にすると、不思議と涼しさを感じる瞬間があります。
澄んだ鳴き声は、夏の盛りから秋への移ろいをそっと告げてくれるようです。
この頃は、日中の強い日差しと夕方の心地よい風が交互に訪れるため、庭の植物も日差しに耐えつつ、夜の涼しさで少しずつ元気を取り戻します。
剪定や草引きなどの作業は、日が傾き始めた涼しい時間帯に行うと植物にも優しいタイミングです。
🌸ひぐらしの声を聞きながら庭に出てみると、夏の名残と秋の気配が混ざり合う独特の空気を感じられます。
そんな小さな変化を見つけることが、庭と向き合う楽しみのひとつかもしれません。