🍂 七十二候:天地始粛(てんちはじめてさむし)
🌬 暑さの収まりと秋の兆し
「天地始粛」は、夏の盛りを過ぎて天地の暑さがようやく静まり始める頃を意味します。
二十四節気の処暑の初候にあたり、暦の上ではこの時期から秋へとゆるやかに移ろいが始まります🌾
日中はまだ汗ばむほどの陽射しが続きますが、朝夕には少しひんやりとした空気が混じり、空はどこか高く澄んで見えます☁️
🌱 庭や自然の変化
庭では、夏の花々が役目を終え、秋の草花が芽吹き始めます。
稲の穂は膨らみを増し、柿や栗などの実りも少しずつ色づく準備をしています🌰
剪定や草引きなども、暑さの和らぐ時間帯に行うと作業がはかどります。
植物たちにとっても、人にとっても、過ごしやすい季節への入り口です🍃
💬 ひとこと
まだ夏の名残を感じつつも、自然界は確実に秋の支度を始めています。
朝夕の涼しい風や空の色の変化に目を向けることで、季節の深まりを五感で楽しめる時期です🌇