🌿 第2回:ウッドデッキの魅力と注意点 ― 天然木・樹脂木の違い
🌳 天然木ウッドデッキの魅力
天然木は、木が持つ質感や香り、経年変化による色合いの深まりが魅力です。
特にハードウッド(イペ、ウリン、セランガンバツなど)は耐久性が高く、南国リゾートのような雰囲気を演出できます。
一方で、レッドシダーやスギ・ヒノキといったソフトウッドは柔らかく温かみがあり、素足で歩いたときの心地よさが特徴です。
- メリット:自然な質感、美しい経年変化、デザイン性の高さ
- デメリット:定期的な塗装や防腐処理が必須、コストが高め
愛媛県では温暖で雨が多いため、特にソフトウッドは劣化が早まりやすく、数年ごとのメンテナンスを前提に考える必要があります。
🪵 樹脂木(人工木)ウッドデッキの魅力
樹脂木は、木粉と樹脂を混ぜて作られた素材で、天然木のような見た目を持ちながら耐久性が高いのが特徴です。
腐食やシロアリに強く、色あせしにくいため、愛媛の雨や湿気にも対応しやすいと人気があります。
- メリット:メンテナンスがほとんど不要、耐久性が高い、色やデザインが豊富
- デメリット:天然木ほどの質感や香りはない、夏場は表面が熱くなりやすい、初期費用がやや高め
松山市の住宅街では、庭の一角を「アウトドアリビング」として活用するために、樹脂木デッキ+シェードや屋根を組み合わせた施工が増えています。
💰 コスト感と選び方
- 天然木デッキ:初期費用はやや抑えられる場合もあるが、メンテナンス費用がかさむ傾向。10年単位で考えると樹脂木より高くなるケースも。
- 樹脂木デッキ:初期費用は高めだが、その後の維持費が少なく、トータルで見るとコストパフォーマンスが良い。
🏡 愛媛・松山でのおすすめポイント
- 庭をナチュラルに仕上げたいなら天然木。特にソフトウッドは和風庭園や自然石との相性が良い。
- 管理をラクにしたいなら樹脂木。雨や湿気が多い松山の気候でも長持ちするため、ファミリー層に人気。