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🌿 第6回:「最新エクステリア事情 ― 屋根付きデッキ・ガーデンルーム・アウトドアリビング」


🌿 第6回:「最新エクステリア事情 ― 屋根付きデッキ・ガーデンルーム・アウトドアリビング」

🏠 「庭を第二のリビング」にしたい理由

松山市を始めとする愛媛県では、戸建て住宅の庭や外構を「日常のくつろぎ空間」に変えるニーズが年々高まってきています。

晴れた日には外で過ごしたい、公園代わりに家で自然を感じたい、雨や日差しでも庭を有効活用したい──そんな声が多く、「屋根付きデッキ」や「ガーデンルーム」「アウトドアリビング」の人気が上昇中です。


✨ 最新トレンド/人気商品の紹介

以下、最近注目されているモデルや特徴、選ばれている商品例です:

  • ガーデンルーム「ココマ」 (LIXIL)
    • 腰壁タイプやサイドパネルタイプがあり、外からの視線を遮りつつくつろげる空間に。ハマニグリーンパークで人気ランキング上位。
  • 「晴れもようWith」 (三協立山)
    • リーズナブルな価格帯で「家で物干し場+くつろぎスペース」に用途を兼ねたい方に支持。開閉可能なドアやパネルが付いたタイプもある。
  • 屋根付きデッキ+テラス屋根のセット
    • ウッドデッキの人工木製品(例:YKKAP リウッドデッキ200、LIXIL 樹ら楽ステージ等)に、テラス屋根(ソラリアなど)を組み合わせて雨風をしのぎつつ外で過ごせる空間を作るスタイル。
    • 愛媛の施工店でも施工例が増えています。
  • ガーデンルーム「ジーマ」「暖蘭物語」など開閉式パネル付きモデル
    • 全方位パネル化が可能なタイプもあり、季節や天候に応じて閉めたり開けたりできる自由度が人気。
    • 夜の風景や害虫対策としても有効。

🔍 選び方のポイント

庭を第二のリビングとして使うために押さえておきたいチェックポイント:

チェック項目内容
屋根・雨対策雨や直射日光を遮る屋根材と角度設計。テラス屋根、ガーデンルーム共に重要。
開閉性・風通しパネルやルーバーで風の抜けを確保。暑さ・湿気対策として必要。
視線とプライバシー腰壁パネルやサイドパネルなどで隣家や通行人からの視線をコントロール。
床材と素材の選択ウッドデッキ(天然または人工木)、タイル、樹脂デッキなど。耐久性・メンテナンス性とのバランスを要検討。
照明・電源など設備外灯や間接照明、コンセント設置で夜の利用価値が上がる。暮らし方を想像して設計すること。

🌱 愛媛・松山ならではの考慮点

  • 気候対応:湿気と台風シーズンがある愛媛では、防水・排水設計は不可欠。屋根の勾配や雨樋設置で水の滞留を防ぐことがポイント。
  • 日差し・紫外線対策:晴れの日が多いため、日除けシェードや屋根の素材選び(日差しを反射・遮断できるもの)も重視されます。
  • メンテナンスの手軽さ:松山市など住宅が密な地域では施工後の手入れが難しいケースも。樹脂素材・汚れにくいタイル・掃除しやすい床仕上げなどが選ばれる傾向。

💬 結びに

屋根付きデッキ・ガーデンルーム・アウトドアリビングなど、庭を「使える居場所」に変えるエクステリアは、暮らしの質をグッと高めてくれます。

愛媛・松山の気候や暮らしに合った素材・設計を選べば、天候や時間帯を問わず庭を満喫できる空間になるはずです。

庭が“もう一つの部屋”になる暮らしをぜひ考えてみてください。

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