皆さんもご存知の通り、ツバキは松山市の木に指定されている日本を代表する美しい樹木です。
品種は2000種を超えるといわれ、光沢のある濃い緑の常緑の葉と、冬から春にかけて咲く艶やかな花が特徴で、寒い季節の風景を華やかに彩ります。
特に赤い花は「春を告げる花」として親しまれ、さまざまな花色が楽しめるのも魅力です。
椿は古くから日本文化に深く根付き、茶道や華道にも用いられる和の象徴です。
また、「伊予国風土記」の逸文にも登場するように、松山市で椿が市の木に選ばれた背景には、地域で長く愛されてきた歴史があります。
今後は、様々な品種の椿についても順次ご紹介していこうと思います。