🌼 今日の花:ハンゲショウ(半夏生)
梅雨の終わり、夏の始まりを告げるころ、静かに咲き始めるのが「ハンゲショウ(半夏生)」です☔🌿
名前の由来は、二十四節気の「半夏生(はんげしょう)」の頃に咲くことや、葉の一部が白く“化粧”したように見えることから来ているとも言われています✨
ハンゲショウはドクダミ科の多年草で、水辺や湿地に自生しやすく、半日陰〜日陰の環境でもよく育ちます。
高さは50〜80cmほどで、初夏の庭や水辺に涼しげな雰囲気をもたらしてくれる植物です🏞️
一番の特徴は、花の咲く時期に上部の葉が白く変化すること🍃
この白化した葉がまるで白粉(おしろい)を塗ったように見えるため、「半化粧」とも呼ばれ、風情ある姿が人気です。
花自体は小さく、穂のように並んだ白い花が咲く控えめなものですが、白くなった葉と相まって非常に印象的な姿を見せてくれます🌼
丈夫で管理もしやすく、湿気のある場所で群生させると見応えのある景観に。
庭の一角に植えると、梅雨のじめじめとした空気の中に、静かな清涼感をもたらしてくれます💧✨
愛媛県松山市内の寺院や公共の水辺植物園でも、毎年この時期になるとハンゲショウが見ごろを迎え、多くの方がその風情ある姿を楽しんでいます👀📷
日陰や湿地でも育ち、和の風情を感じさせる植栽にぴったりのハンゲショウ。
梅雨時の庭を、さりげなく美しく彩る名脇役として、ぜひ注目してみてください😊🌿