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🌿 砂利紹介シリーズ(全7回)⑥


🪴 第6回:施工の流れとメンテナンス ― 長持ちさせる敷き方のコツ

砂利敷きは、見た目の美しさと機能性を長く保つために「施工の正確さ」と「定期的なメンテナンス」が重要です。
ここでは、施工の基本手順と、長持ちさせるためのメンテナンス方法をご紹介します。


🔨 施工の流れ

  1. 計画と準備
    • 敷く範囲を決定し、必要な砂利の量を計算(厚みは3〜5cmが目安)
    • 砂利の種類・粒サイズ・色を選定
  2. 地面の整地
    • 雑草や石を取り除き、地面を平らにする
    • 水はけの悪い場所は砕石や砂を敷き、軽く転圧
  3. 防草シートの敷設
    • シートは10cm以上重ねて敷き、ピンでしっかり固定
    • 隅や端は砂利で押さえて浮き上がり防止
  4. 砂利の敷き込み
    • 均等な厚みに広げ、必要に応じてレーキ(熊手)で均す
    • 歩行や車両通行を考慮して厚みを調整(駐車場は5cm以上推奨)
  5. 仕上げ確認
    • 高さや傾きにムラがないか確認
    • 周囲との境界部分はレンガや見切り材で区切ると砂利の流出防止に

🧹 メンテナンスのコツ

  • 定期的な均し
    歩行や雨で偏った砂利は、熊手やスコップで均一に戻す
  • 防草シートの点検
    1〜2年ごとに部分的に砂利を寄せ、シートの破れやズレを確認
  • 補充作業
    年数とともに砂利が沈み込み、薄くなるため、1〜3年ごとに少量を補充
  • 落ち葉・ゴミの除去
    落ち葉や泥が堆積すると雑草が生えやすくなるため、ブロワーや熊手で定期的に清掃

💬 まとめ
砂利敷きを長持ちさせる秘訣は、施工時にしっかり下地を整え、防草シートと適切な厚みを確保すること。
さらに、年に数回の簡単な手入れで、美観と機能性を維持できます。

次回は「最新の砂利事情 ― 樹脂舗装・人工砂利・リサイクル素材の活用」をご紹介します。

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