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「伸びて広がる!つる性植物と楽しむ四季の庭づくり」

🌱【第1回】

つる性植物ってどんな植物?基本の特性と魅力

お庭づくりやベランダの演出にぴったりな「つる性植物」。

空間を縦に使えるという特徴から、限られたスペースでも彩りや緑を楽しむことができる優れものです🌼

今回は、そんなつる性植物の基本的な性質や、暮らしの中での魅力的な使い方をご紹介します✨


🌿 つる性植物とは?

つる性植物とは、その名のとおり「つる(蔓)」を伸ばしながら成長していく植物のことです。

自分自身で立ち上がることはできませんが、他のものに絡みつきながら空間を広がっていくのが特徴です。

主な巻きつき方には次のような種類があります👇

  • 巻きひげ型:細いひげ状の器官(巻きひげ)で他の植物や支柱に巻きつく(例:キュウリ、フウセンカズラ)
  • 茎巻き型:茎そのものが他の物に巻きついていく(例:アサガオ、クレマチス)
  • つるがないタイプ:枝や葉で絡みつくように伸びていく(例:ツルバラ、ノウゼンカズラ)

それぞれに合った支柱やネットの設置が必要になります🎋


🏡 狭いスペースでも活躍するグリーン

つる性植物の最大の魅力は「空間を縦に使える」こと。

地面の面積が限られた庭や、壁面・フェンスがある場所でも、豊かな緑の空間を演出できます。

  • ベランダのプランターに支柱を立てて垂直に伸ばす
  • フェンスやパーゴラに絡ませて彩りをプラス
  • 塀や外壁にネットを張って壁面緑化

横ではなく“縦”に育つことで、まるで植物がアートのように空間を彩ってくれます🖼️🌿


☀️ 日除けにもなるグリーンカーテン

夏になると注目されるのが「グリーンカーテン」🌞
つる性植物の葉が太陽の直射光を和らげ、室内の温度上昇を抑えてくれる自然のシェードです。

特にゴーヤやヘチマ、アサガオなどは、生育が早く葉も大きいため、遮熱効果が期待できます。

目にも涼しげな見た目で、夏の暮らしを快適にしてくれるアイデアです🍃


🎨 壁やフェンスを華やかに彩る

つる性植物は、無機質になりがちなコンクリートの壁や金属フェンスに、自然の柔らかさを添えてくれます。

ツルバラやクレマチスなど花が咲く品種なら、季節の変化も楽しめて、まるで絵画のような美しい景色をつくることができます🌸✨


🌼 まとめ

つる性植物は、空間を有効活用しながら、見た目の美しさや機能性も兼ね備えた“万能な植物”です。

巻きつき方や特性を理解し、適した場所や支柱を使うことで、お庭やベランダがぐっと魅力的な空間に生まれ変わります。

次回は【第2回:つる性植物の種類と選び方:観賞用・食用・多年草・一年草など】をお届けします。身近な品種や、観賞用・食用など用途別の選定ポイントをご紹介しますので、どうぞお楽しみに!🌿📘

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