🌿 今日の花：イヌタデ（犬蓼）
🌸 小さな赤い花穂がかわいらしい秋の草
イヌタデは、道端や畑のあぜなどでよく見かける野草で、赤紫色の小さな花穂が特徴です。
その控えめな姿から、子どもたちの手遊びで「赤まんま」と呼ばれ、昔はおままごとのご飯に見立てて遊ばれてきました🌾
身近にある草花のひとつですが、よく観察すると一粒ひと粒の花がきらきらと可憐に輝いています✨
🌱 特徴と育ち方
- 科目：タデ科イヌタデ属
- 草丈：10〜40cmほど
- 花期：7月〜10月
- 花色：赤・桃・薄紫など
- 性質：日当たりの良い場所を好み、こぼれ種でもよく増える丈夫な一年草
本来はあまり利用価値がないことから「イヌ（役に立たない）」という名がつきましたが、現在ではその素朴さが再評価され、庭のナチュラルガーデンにも取り入れられています。
🏡 暮らしと季節の草花として
- 道端や庭のすき間に咲くイヌタデは、秋の風景を作る“季節のアクセント”にもなります。
- 切り花にしても可愛らしく、ドライフラワーにすると素朴な秋のインテリアになります🍁
- 子どもたちと一緒に遊べる「野の花」として、暮らしに寄り添う存在です。
💬 季節のひとこと
普段は見過ごしてしまうような身近な草花も、秋の日差しの中でよく見ると、とてもかわいらしい姿をしています。
イヌタデの赤い花穂は、秋の静かな時間をそっと彩ってくれる小さな季節の便りです🌸🍂
