春の庭木・草花の管理ポイント
春は植物にとって成長のスタートの季節。寒さを乗り越えて芽吹いた草木は、日ごとに勢いを増していきます。
そんな季節だからこそ、お庭の管理も丁寧に行いたいところです。
以下に春の主な管理ポイントをまとめました。
■ 剪定・整枝
枯れ枝を整理し、新芽の出やすい環境を整えてあげましょう。
春先の剪定は、形を整えるだけでなく風通しを良くし、病害虫予防にもつながります。
■ 肥料(お礼肥・追肥)
花木や常緑樹には、開花後や芽吹き時期に緩効性の肥料を施すと、新芽や花芽の成長を助けます。
特に、花が終わった植物には「お礼肥え」として適量の施肥を行うと、翌年も元気に花を咲かせてくれます。
■ 病害虫対策
春はアブラムシ・うどんこ病・カイガラムシなどが発生しやすくなる時期です。
見つけたら早めに薬剤散布や捕殺で対処を。
風通しを良くする剪定も有効です。
■ 雑草の管理
春は雑草も勢いよく成長し始めます。
根が浅いうちにこまめに除草することで、後の手間がぐっと軽くなります。
■ 新しい植栽
春は苗の定植にも適した時期。
草花の苗や低木の植え付けは、暖かくなる前の今のタイミングがベストです。