🌱第3回:草刈機の先端アタッチメントの違いと使い分け
草刈り作業では、草刈機の**先端アタッチメント(刈刃)**の種類によって、作業の効率や仕上がりが大きく変わります。
今回は、代表的な3種類の先端アタッチメントについて、それぞれの特徴と使いどころをご紹介します。
🌀1. ナイロンコードタイプ(ヒモタイプ)
特徴
- 回転するナイロン製のヒモで草をなぎ倒すタイプ
- 軽量で扱いやすく、安全性が高い✨
- 刃がないため、障害物の多い場所でも安心
向いている場面
- フェンス際、縁石周り、樹木の根元
- 子どもやペットのいる家庭の庭先
- 初心者や女性でも扱いやすい🔰
注意点
- 硬い草にはやや不向き
- 小石をよく弾き飛ばす
⚙️2. チップソータイプ(円盤型金属刃)
特徴
- 金属の円盤に細かい刃がついたタイプ
- パワフルで太い雑草や小枝も刈れる🌲
- 一般的に最も多く使われているタイプ
向いている場面
- 空き地や畦道、公園などの広いエリア
- 草丈の高い雑草やツル性の植物がある場所
- 頻繁に草刈りを行う現場
注意点
- 石や金属に当たると跳ね返りの危険あり⚠️
- 防護具の着用が必須(ゴーグル・手袋・長袖など)
🪵3. 金属刃(笹刈刃・竹刈刃など)
特徴
- 鋭い刃が2~4枚程度ついており、ナタのように草を切断
- より硬い茎や竹、小枝にも対応可能
向いている場面
- 笹、竹、ツル植物などの強靭な雑草が多い場所
- 林業や土木現場など本格的な作業が必要な場合
注意点
- 扱いが難しく、上級者向け
- 切れ味が鋭いため、安全対策を万全にする必要あり
✅用途に応じた使い分けが大切!
刈刃タイプ | 特徴 | 向いている場所 |
---|---|---|
ナイロンコード | 軽量・安全・扱いやすい | 庭先・フェンス際・障害物周辺 |
チップソー | 汎用性高・パワフル | 空き地・広場・雑草の多い場所 |
金属刃(笹刈刃) | 笹・竹など強い草に対応可能 | 山林・未整備地・専門的作業現場 |
🌟まとめ
草刈機の先端アタッチメントを適切に使い分けることで、作業効率もアップし、仕上がりも美しくなります。
安全性や作業環境をしっかり確認したうえで、目的に合ったアタッチメントを選ぶようにしましょう。
次回は、第4回「除草剤の種類とその違い」についてお届けします🌿💧
どうぞお楽しみに!